※2011/7/19閉店
現在はフジマル(富士丸)に改名になった旧マルジ出身者が新規に出店したラーメン勇花に行った。会社の帰りに寄ろうと思っていたのだが、昨夜帰宅後に急に今日の休みを与えられたため、家族に断り昼に出かけた。
北戸田駅から猛暑の中歩くこと20分、汗だくになって13時30分前に到着。倉庫や配送センター、工場が多い地域である。
JR高架下のカー用品店にクルマで来たことはあるが電車で降りたのは初めて。埼京線は東北本線の別線という位置付けなのでTake4は定期券で降りることができ交通費がかからず助かる。
店内は先客1名。そば屋か小料理屋を居抜き改装したと思われる店舗で、入って左側にカウンター6席、右側の座敷に6席×2卓の計18席でカウンター前には流しはあるが調理場は仕切られているため客席から調理の様子は見えない。冷水機脇の配膳口から見るとヤサイ茹でと思われる寸胴とテボが入った麺茹で鍋が見えた。
ラーメンの食券を買い着席すると助手(配膳のバイト?)がトッピングを聞いてきた。二郎系に馴染みが薄い地域での新規出店らしい以下のような不思議なやりとりとなった。
配膳係 「トッピングサービスでヤサイとニンニクの増しができますが」
Take4 「ヤサイ少しニンニク少し」
配膳係 「ヤサイを減らして、ニンニクはなしでよろしいですか?」
Take4 「いや、ヤサイを少しだけ増して、ニンニクは少しだけ入れて」
配膳係 「ニンニクは最初からスープに入ってますので」
Take4 「いや、ニンニクも少しだけ増して」
開店当初で二郎系を知らない客が多いのでこういう対応をしているのだろう。初めての客は『少し(増し)』と『少な目』の区別がわからず、店側に意図しない伝わり方をしてトラブルもあるのだろう。
間もなくビールを飲みラーメンをちょっとずつ食べてた先客(チャリで来てた地元のお年寄り)は「もう食べられないや」と言って、まだヤサイが縁よりも高い状態でほとんど残して出て行ってしまった。店内は貸切状態になったが、なんだか一人だけだと監視されているようで恥ずかしい。
ラーメンはゆで玉子は別売。ネット上に指摘されているようにスープは酸味があり、麺はうどんのような食感でモチモチ柔らかめ。かん水を増やし、水を減らして捏ね時間を短くすればマルジの麺に近づくのかな?ブタは1cmくらいの厚さのが2枚。味はしっかり付いていていい感じにだが、ボソボソと固く筋がゴリゴリしていた。モヤシも質が良くないのか酸味が強く、その茹で汁をスープに入れているのだろうか?。スープは液体脂が多く、コクはまだまだという感じ。常に行列があるくらいに客が多ければブタを仕込む量が増えてスープも良くなるのだろう。
周辺の倉庫や工場の従業員やトラックの運転手の間で口コミで噂が拡がれば評判になると思うので頑張ってもらいたいと思う。
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